目が悪ければ遠くの目に見える世界は見えづらくなりますね。心や身体も、同じです。現在の自分の心身の状態によって、見える世界、感じ方が変わってくるのではないでしょうか。
身体の調子が悪くなると、心に余裕がなくなりやすくなります。心に余裕がないと、自分の世界にこもりやすくなり、すぐ目の前に咲いている花にすらも気付きにくくなってしまいます。あるいは、悩みを抱えて落ち込んだり、怒ったり、過度のストレスがかかると、段々と身体の調子が悪くなってきます。そう、身体と心は繋がっているのです。

身近にある素晴らしい世界をより多く感じられるように、、そして人生を更に豊かにするためのお手伝いできるよう、そう思いながら治療させていただいております。

流風(りゅうふう)とは「後世に伝わり残る、先人の教化」といった意味があります。
永い年月をかけて、多くの先人達が残してくれた技術や精神などの教えをお借りしながら今に活かし、次の世代に引き継いでいければと思っております。

治療方針

鍼灸治療

古来より伝わる、さまざまな文献や流派がございますが、主に師匠や更に師匠の師匠をはじめ偉大な先人たちが残してきた『傷寒論』や江戸時代の『鍼道発秘』などの教えを念頭におき、治療させていただいております。

側弯治療

側弯治療に関しては、主に指圧や整体を中心に施術させていただいておりますが、骨をボキボキ鳴らしたり、無理な矯正はいたしません。

長い間、その姿勢で生活してきた身体を強引に変化させても良いことはありません。身体は一生懸命に生きるために現状で頑張っている形の現れです。時間を掛けて無理なく、自然に変化していくような施術を心がけております。少しずつ変化は実感できると思いますので、気長にお付き合いいただける方は是非一度お越しください。心を込めて施術させていただきます。

鍼灸師

はり・きゅう 流風治療院 院長
中野 秀彦(なかの ひでひこ)
鍼灸師、あんま指圧マッサージ師

高校卒業と同時にプロスポーツの世界へ入り、現役中の怪我による治療をきっかけに東洋医学に出会う。
仕事の合間の約13年間、指圧と整体を学ぶ。
現役引退後、東洋鍼灸専門学校へ入学。
在学中に「いやしの道協会」に入会。
専門学校卒業後に同協会顧問、海野流観先生に師事。
鍼灸整骨院勤務、海野流観先生の助手を経て2023年、四谷にて「はり・きゅう 流風治療院」を開院。